皆さんは視覚デザイン研究所の絵本は知っていますか?
本屋さんの絵本コーナーに行くと、平置きになっていることもあるので、目にしたことがある方も多いと思います。
視覚デザインの絵本はページ数が多くてコストパフォーマンスがとても高いんですよね!
息子が電車好きだったので、当時発売されている電車・新幹線シリーズの絵本はすべて読んでしまいました!
この記事ではそんな視覚デザイン研究所のおすすめ絵本と特徴、読んでいく順番について詳しく解説していきます。
視覚デザインの様々な絵本の特徴がわかり、我が子に合う絵本の情報が入手できる。
視覚デザイン研究所の絵本を2歳くらいから一緒に読み始める
我が家では息子が電車好きだったので、 視覚デザインの絵本を2歳過ぎから一緒に読み始めました。
2~3歳頃に絵本を一緒に読むときに重視していたことは、語り掛けしやすくて、会話が弾みやすい絵本かどうかです。
視覚デザインの絵本は、会話が弾むような内容だったので、たくさんの本を一緒に読んでいきました!
他の語り掛けがしやすい絵本については、別の記事で紹介しているので、気になる方はご覧ください。
それでは次から一冊ずつ内容を見ていきましょう!
カンカンしょうぼうしゃしゅつどう
「カンカンしょうぼうしゃしゅつどう」は、とても完成度の高い絵本です。
ストーリーの展開や絵の細かさなど様々なバランスが非常によくて、個人的には1番良かったです!
読む前は火事の話なのであまり読みたくないなぁとも思いましたが、実際読んでみると、火事もボヤ程度のものばかりで、誰かが怪我をするような描写もないので安心しました。
また、ちょっとした火事シーンがいくつかあり、たくさん消防車が出てくるので、消防車好きのお子さんはより楽しめますね。
「カンカンしょうぼうしゃしゅつどう」では、遠くの方から煙が出ている描写があって、「どこかで、火事が起きていないかな」と言って息子と一緒に探したり、楽しみながら何度も一緒に読むことができました!
他にも海辺の火事のシーンで、くじらが背中から水を出して火を消そうとしている描写で、
「こんなところのくじらがいるよ~」とか「くじらから出ている水が火事のところまで全然届いていないよ〜」とか語り掛けできたのが一番印象に残っています。
おすすめ度:特上
しんかんせん で ビューン
「しんかんせん で ビューン」は、新幹線をテーマにした絵本で、新幹線好きの息子の反応はとても良かったです!
ストーリーとしては、絵本の主人公のケンタが一人でおじいちゃんの家から自分の家に帰るというわかりやすい内容で、スムーズに読み進めることができます。
ケンタが自分の家に一人で帰っている道中、ケンタが心配なおじいちゃんが、実はこっそりと孫のケンタの様子を見守っている描写がたくさんあるところですね。
そのおじいちゃんとケンタが新幹線の乗り換えのシーンなど様々な場面で、やや小さめに、また1つのページに何人も描かれているので、それを探していくのが非常に面白く、息子も楽しんでいました!
(ウォーリーを探せ的なイメージです。)
おすすめ度:特上
しんかんせん で ゴーッ
「しんかんせん で ゴーッ」は、日本全体の地図を俯瞰的に空からの視点で描かれているので新鮮な感じで面白いです。
主人公ケンタのいとこがスイスから遊びに来る設定になっているので、視覚デザインシリーズの絵本を何冊か読んでから読むのがいいですね!
特に「しんかんせんでビューン」を読んだ後に読んだ方が断然楽しめます。(ネタバレになりますが、けんたのおじいちゃんが頻繁に登場します。)
けんたが出てくる本を2、3冊読んだ後に、「しんかんせん で ゴーッ」を読むとより楽しむことができるでしょう。
少し気になる点は、いろいろ探そうコーナーの「国旗」を探すのがとても難しかった点です。。
おすすめ度:上
あいうえお でんしゃ じてん
「あいうえお でんしゃ じてん」はとても良い絵本でしたので、図書館で一度借りた後に、実際に購入しました。
この絵本は五十音のすべてのひらがなが線路で描かれていて、息子が楽しみながら指でなぞっていました。
息子の場合、絵本の「あ」の部分を「あ~びゅ、あ~びゅ」という謎の効果音と共になぞったりしていて、いつの間にか五十音を自然に覚えていました!
電車好きのお子さんで五十音を覚えさせたいという親御さんにはおすすめの1冊です。
「あいうえお でんしゃ じてん」は、あいうえおの五十音が、説明文も込みで全て見開きで描かれているので、ページ数も相当あります(なんと全90ページ程!)。
なので、コストパフォーマンスも非常に高く、知育要素もありおすすめの一冊です!
3歳過ぎで購入したのですが、指でひらがなをなぞったりしながら、五十音に自然と興味を持つようになったが良かったですね。
おすすめ度:上
かずとすうじの でんしゃ じてん
「かずとすうじの でんしゃ じてん」は、とてもコストパフォーマンスの高い絵本で、その点でもおすすめ度は高いです。
この絵本は主にかずを数えたり、数字を覚えていくことを主眼に色々描かれています。
より楽しみながらかずを数えられるように、事前に視覚デザインの絵本を少し読んで世界観に触れておくのがおすすめです。
おすすめのパート:「かずをかぞえてみよう」コーナー
このコーナーでは、いろんなもののかずを楽しく数えるような雰囲気で描かれています。
具体的には、細かく描かれた絵の中からヘリコプターを3個見つけよう、みたいな感じて探していくパートが全部で見開きで20ページ分(10種類)あります。
息子の場合、ペンギンやりんごなどを探して、かずを数えていくことを繰り返していくうちに、もののかずを数えるのが好きになりました!
描写が少し小さめでやや難しいので、年齢的には3歳~3歳半を目安に読ませてみるのがいいですね。
我が家では「かずとすうじの でんしゃ じてん」3歳過ぎからゆっくり一緒に読んでいきました!
おすすめ度:上
ほしぞらでんしゃりゅうせいごう
「ほしぞらでんしゃりゅうせいごう」は夜行列車に乗って旅をするというストーリーです。
夜行列車で電車に乗った後、個室になっているんですよね。
その個室の中には洗面所があったりベットもあったりと、楽しい様子になっているので、絵本を読みながら会話も弾む楽しい絵本です。
列車の中で朝ごはんを一緒に食べるシーンなどもあり、楽しく語り掛けができるおすすめの一冊です。
「ほしぞらでんしゃりゅうせいごう」を読んでいると、夜行列車に乗ってみたくなってしまいました!
おすすめ度:上
クリスマストレインしゅっぱつ
「クリスマストレインしゅっぱつ」は我が家で初めて視覚デザインの本を買って、視覚デザインの絵本を知るきっかけとなった本です。
クリスマスの絵本ということもあり、絵がとても綺麗ですね。
ただストーリーとしてはメルヘンチックな点が多分にあり、思い切ったストーリー展開となっています。
大胆なストーリーが少々気になりましたが、色々なものを探すという点も面白く、クリスマスの絵本でサンタさんも出てきて、楽しい絵本でした!
おすすめ度:上
ファンファン バス はっしゃします
「ファンファン バス はっしゃします」は視覚デザインの絵本の中で唯一バスが描かれている本です!
その点、バス好きのお子さんはより楽しめる内容になっています。
ただ仮装大会をするシーンがあるのですが、息子が2歳半頃に読んだ際はピンとこない様子だったので、3歳過ぎに読むのがおすすめです。
また最後の方で、運動場でケンタを探す部分の難易度がまあまあ高いです。
僕自身見つけるのに苦労しました。
ダンダン こうじ はじまります
「ダンダン こうじ はじまります」は、息子ははたらくく車が大好きなのですが、珍しく何度も見たいと言わなかった絵本です。
全体的にはたらく車をかっこよく取り上げている部分があまり多くなかった印象です。
「わくわくでんしゃしゅっぱつ」「のりたいな でんしゃ とくべつごう」「いこうよともだちでんしゃ」
「わくわくでんしゃしゅっぱつ」、「のりたいな でんしゃ とくべつごう」と、「いこうよともだちでんしゃ」はまとめて紹介していきます。
これらの絵本は今まで紹介してきた絵本を一通り読んだ後に一番最後に図書館から借りてきたので、目新しく感じるものがなかったようで、息子の反応は今一つでした。
絵本の内容は少し遠くの町にお出掛けしたりと、楽しい絵本でした!
2020年以降に発売された絵本の紹介
息子は2020年以降に発売された視覚デザインの絵本は読まなくなりました。
そこでここでは2020年以降に発売された絵本も整理・紹介していきます。
絵本全般について
当ブログでは僕が絵本好きということもあり、絵本に関する記事をいろいろ載せています。
そんな絵本に関する記事は以下で整理しています。