息子とおもちゃで遊んでいるうちに、おもちゃのことが気になり過ぎて、おもちゃを調べることが日課になっしまったらっこパパです。
皆さんはおもちゃを買う際、どんなことを基準にして選んだりしますか?
面白いおもちゃというのはもちろんですが、知育や脳の発育の観点から、遊んでいるうちにより子どもが伸びるおもちゃで遊ばせたいですよね!
この記事では我が家でおもちゃを購入際に重視しているポイント3点とその理由を解説していきます。
【1】熱中して遊べるおもちゃ
まずおもちゃの購入時に重視した1点目は、熱中して遊べるおもちゃという点です。
これは結局のところ、面白さが抜群のおもちゃということですね!
子どもが夢中になって楽しく遊べるおもちゃは確かに素晴らしいのですが、他にも熱中して遊ぶことを重視した理由があります。
「親子で育む天才脳」の中で林教授が推奨している
その理由は、「親子で育む天才脳」の子育て本の中で、2歳~5歳辺りの子育てで一番重要なことは何かに熱中することと書かれていたからです。
「親子で育む天才脳」 は脳神経外科医の林 成之教授が脳科学の見地から、幼児教育を紐解いている本です。
(林先生の他の著書で、有名な子育て本は「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる! 脳を鍛える10の方法」もあります。)
「何かに熱中する」ということは、一心不乱に遊び続けることで、幼児期にはこれがとても重要とのことです。
また脳科学の見地からだけではなく、1歳~3歳辺りでは遊ぶことが重要ということは、多くの幼児教育の本に書かれています。
その為、熱中して遊べそうなおもちゃを買うようにしてきました。
息子を見ていると、プラレールで遊んでいるときに熱中する度合いが半端なかったです!
【2】長い期間遊べそうなおもちゃ
続いて、おもちゃ購入時に重視した2点目は長く遊べることが出来る点です。
次から少ないおもちゃで長く遊ぶことを重視している理由を2つ見ていきましょう。
理由①:様々な子育て本に書かれていた為
僕の場合、子育て悩むことが本当に多く、沢山の子育て本を読んできました。
おもちゃをたくさん買うのではなく、少ないおもちゃで長く遊び続けることが大切と様々な子育て本に書かれていました!
少ないおもちゃで長く遊ぶことが大切な理由として、「親子で育む天才脳」に、同じおもちゃで繰り返し遊ぶことで脳の機能が高められると説明されていました。
その脳の機能が高められることで「大体、できた」「まあいいか」という考えではなく、しっかりやり切る心が育つとのことです。
その結果として、微妙な違いを見分ける力も高まり、「間違えない脳」が育っていくとのことでした。
理由②:将来的に、ルーティーンの仕事や学習を何度も繰り返しても、飽きないメンタルを身に付けるため。
同じおもちゃで長く遊ぶことを重視している理由の2点目です。
どうして長くおなじおもちゃで遊ぶ方がいいのか、自分なりにも考えてみました。
社会人になってからの仕事は基本的には、同じ事の繰り返しです。
同じことの繰り返しの中でで少しずつステップアップをして、周りの信頼を得て、より大きな仕事につなげていくのが基本になります。
つまり、同じ事の繰り返しを嫌がるようでは大人になってから大成しない可能性も出てきます。
また、受験や資格試験でも反復練習の重要性が強く言われていますね。
幼児期から同じおもちゃで繰り返し遊び、同じ事を毎回する事を当然と思えるメンタリティを育てることが大切と考えて、同じおもちゃで遊ばせるように心掛けました!
【3】 工夫しながら自由に作ったり遊べるおもちゃ
最後、我が家でおもちゃ購入時に大切にした3つ目は、工夫しながら自由に作ったりして遊ぶことができる点です。
工夫しながら自由に考えるというのは、【2】の長く遊べるおもちゃと表裏一体の関係にあります。
なぜなら、同じおもちゃで長く遊ぶためには、工夫しながら遊べたり自由に何かを作れるおもちゃの方が長く飽きずに遊べるからです。
実際に息子がいろんなおもちゃで遊んでいる様子を見ていると、工夫しながら何かを作りながら遊べるおもちゃの方が長く遊べていますね!
例えばプラレールの場合、自由にコースを作ることが出来るので、毎回あたしいコースを工夫しながら作り長く遊べます。
レゴの場合だと家を自由に作ったりして、他のおもちゃとも一緒に遊ぶことができるので、同様に長く遊べます。
ペリー就学前プロジェクトの調査結果も参考に
工夫しながら自由に作ったり遊べる点を重視している他の理由として、「ペリー就学前プロジェクト」の調査結果も参考にしています。
まず、そもそも「ペリー就学前プロジェクト」というのが何なのかを説明していきましょう。
ペリー就学前プロジェクトとは、1960年代にアメリカで行われた社会実験です。
調査の対象となった3歳~4歳の子どもに特別な教育プログラムを施し、特別な教育を施していない同じような経済的境遇にある子どもたちと比較して、成人後の状況を調査した研究です。
結果としては、特別な教育を施した方のグループの子どもたちは、成人後に経済的・社会的に成功を収めた割合が高かったと示されています。
では、その特別な教育内容がどんなものなのか、より分かりやすく説明するためにキーワードから紹介していきます!
- 同じメンバーで自分たちで考えた遊びを毎日繰り返す
- 子どもが主体的に遊びを考える
- より楽しめるように、工夫したり、試行錯誤しながら考える
つまり、ポイントは以下の2点です。
- 同じ遊びを繰り返して行う。
- 自分たちでどのように遊ぶと楽しめるのかを主体的に考えて、より楽しく遊べるように工夫・試行錯誤をしていく。
上記2点目の考えたり、工夫・試行錯誤をする点が、作ったりして遊ぶおもちゃを通して身に付いていくと考え、「工夫しながら自由に作ったりして遊ぶことができるおもちゃ」を重視しました。
ペリー就学前プロジェクトについて詳細が気になる方は、他の記事で整理しているのでご覧ください。
工夫できて、自由に遊べる具体的なおもちゃの解説
自由に作ったりして遊ぶおもちゃで言うと、先程の触れたプラレール以外では、レゴブロックなども当てはまります。
プラレールやレゴブロックについては、詳しくは他の記事でもまとめているので、気になる方はお読みください。
その他のおもちゃの解説
このブログでは様々な幼児用のおもちゃについて、息子が遊んだ実体験を元に詳しく解説しています。
おもちゃ全体を解説している記事が以下となるので、気になる方はご覧ください。