皆さんはカプラというおもちゃをご存知ですか?
カプラは平べったい積み木のようなおもちゃで、沢山のカプラを重ねたり、積み上げていくことで様々な作品を作ることができます。
そんなカプラの素晴らしい点は、パッと見、作るのが難しそうな迫力あるものが意外と何とか作れちゃう点です。
なので、作った本人としても満足感が高いですし、他の人からも凄いの作ったね~と褒められたりして、自信をもたことができるおもちゃと言えます。
カプラには少し残念な点もあったりしますが、自信を持たせることができるおもちゃという点を中心に本音レヴューで詳しく解説していきます!
カプラとはどんなおもちゃ?
まずはカプラについて、どのようなおもちゃなのか解説していきます。
カプラはヨーロッパ生まれの造形ブロック
カプラは、フランス生まれの一種の積み木で、ウィキペディアによると、カプラを考案したのはオランダ人とのことです。
カプラのサイズの実測値
カプラのサイズは実際に測ってみたところ、以下となります。
- 長さ:118mm
- 幅 :24mm弱
- 厚さ:8mm弱
また、長さの比率は「厚み1:幅3:高さ15」となり、黄金比で設計されています。
カプラでは体験会も実施している
他にもカプラでは、KAPLA社公認のインストラクターが指導する造形ワークショップも催されれてりもしています。
この造形ワークショップはカプラ公式サイトに様子なども載っているので、気になる方はチェックしてみてください。
また他にもカプラの公式サイトには「KAPLAブロックで遊べる施設」が紹介されているので、気になる方はご覧ください。
我が家では東京おもちゃ美術館に実際に行って、遊んできました!
カプラの特徴と良いところ
続いてカプラの良いところを5点程解説していきます。
【1】木が曲がらない
かプラを商品化するに当たり、世界中の1200種類以上の樹木を調べ上げて、最適な木材を探したとのことで、まず、本当に曲がったりしません!
実際に使用されているのほフランス海岸の松の木です。
日本は湿度が高く、温度変化も大きいので、木材に与える影響の度合いは相当高いはずです。
またカプラは、写真のようんとても薄いので、木材にありがちな沿ってしまったとしても仕方ないのかもしれませんが、
何年利用しても反ってしまうことがなく、木と木がぴったりとくっつき、様々な作品を作ることができるのが驚きです。
【2】かっこいい作品を作ることが可能
続いてカプラの良いところの2点目です。
我が家の場合、最初は親が作って、完成品を見せるて遊んでいましたが、7歳位になると息子一人でも作品を作れるようになってきました。
ここでブログの本題なのですが、ちょっとむずかしいのですが、頑張るとかっこいい作品を作ることによって、成功体験を積んで、自信を持つきっかけ作りが出来る
【3】作品が想像するよりも作りやすい
続いてカプラの良いところの3点目です。
カプラは、一見難しそうに見える作品も、丁寧に積み上げていけば、高い確率で完成させることが出来ます。(多少のやり直しは発生しますが)
そのカプラの特徴を象徴するのは、カプラタワーです!
なので、完成させた際、満足感や、成し遂げた実感をとても感じることができて、この気持ちは自信を持つことにつながる訳です。
作りやすい作品の代表格:カプラタワー
カプラタワーとは、三角形か四角形をずらしながら積み上げていく作品です。
親子で一緒に積み上げていけば、親の身長くらいの高さまで積み上げることが出来ます。
詳しくはこの後で解説していきます。
【4】崩れたときの音がきれい
続いてカプラの良いところの4点目です。
カプラの公式の作り方ブックにも書かれていますが、カプラは崩れたときの音がとてときれいです。
これはカプラの厚みがあまりないので、音がきれいに響く点と木の材質が関係している為です。
特にカプラタワーを崩したときは音も響き、迫力がありますね!
【5】想像力を働かせて積み木のように自由に遊ぶことも可能
続いてカプラの良いところの5点目です。
カプラは積み木のように積み上げて作品を作る以外にも自由に遊ぶことができます。
我が家には普通の積み木もあるのですが、息子の場合ではカプラの方が様々な遊び方で楽しんでいました。
例えば、カプラは厚さが薄く長いので、迷路を作ってみたりとか、作品を作る以外にもいろいろな遊び方で楽しむこともできます。
他にもカプラにえんぴつでお絵描きもしていて、迷路を作ったりもして楽しんでいました!
ボール転がしのおもちゃを手作りするにも大活躍!
他にもボール転がしのコースを作る歳もカプラは大活躍していきます!
下の写真のように、重ねながらボール転がしのコースを作ったりして、息子は遊んでいました。
ボールが転がるときの音がきれいなんですよね!
カプラタワーに挑戦!
ここではカプラタワーについて、詳しく解説していきます。
カプラタワーの作り方
カプラタワーには主に2種類の作り方があります。
①三角形で重ねていく方法
三角形でカプラタワーを作る場合、上の写真のように三角形をずらしながら積み重ねていきます。
200ピースセットの場合、最大66段まで積み重ねることが可能です。
②四角形で重ねていく方法
四角形でカプラタワーを作る場合、上の写真のように四角形をずらしながら、積み上げていきます。
200ピースセットの場合、最大50段まで積み重ねることが可能です。
最初は四角形でチャレンジするのがおすすめ
カプラタワーは高くなればなるほど、不安定になってきます。
また四角形の方がタワー部分の面積も少し大きいので安定感があります。
なので、すべてのピースを使い切ってカプラタワーを作り上げたという成功体験を積んでみたい場合、早めにピースもなくなり、安定感もある四角形がおすすめです。
カプラタワーの高さを計算してみた
上の写真のように、カプラタワーが高くなってくると、子供は手が届かなくなってしまうので、椅子の上に乗ったりして、積み上げていきました。
では、実際にどのくらいの高さがあるのか推測してみました!
先ほど紹介したようにカプラの幅は2.4cm弱あるので、ここでは幅を2.4cmとして計算してみました。
- 三角形(66段)の場合:158.4cm
- 四角形(50段)の場合:120cm
息子の場合、6歳頃に上の写真のカプラタワーを作ったのですが、自分の身長よりも高くて、大興奮でした!
【カプラの購入方法】200枚セットが最もおすすめ!
まず、カプラには何枚入りのセットが販売されているのかを調べてみました。
カプラの日本正規品には主に以下の2種類のセットがある
アマゾンで調べてみると、カプラの日本正規品はには大きく分けて以下の2セットがあります。
- カプラ200(日本正規品:200枚セット)
- カプラ280(日本正規品:280枚セット)+カプラアートブック
①200枚セット
一番定番のカプラが200枚入ったセットです。
③280枚セット+アートブック
続いて、カプラが280枚とアートブックが付属している日本正規品のセットです。
アートブックは赤色と青色の2種類あります。
一番のおすすめは200枚入り!
3種類の中で最もおすすめは、枚数も充実しているリーズナブルな200枚セットです。
我が家にあるのもこの200枚セットです。
200枚で足りないと感じたことはほとんどないので、普通に遊ぶ場合は200枚で申し分ないですね。
日本正規品がおすすめな理由
日本正規品がおすすめな理由は「カプラのまほう」という作り方解説書が付属するからです。
カプラのまほうは、薄いながらも作り方を分かりやすく解説してくれていて、とても参考になりました!
「カプラのまほう」については、この後で詳しく解説していきます。
カプラは中古でも充分楽しめる
新品のカプラはまあまあ高いこともあり、我が家は中古でカプラを入手しました。
先ほど紹介した200枚セットも中古では多く出回っていて、リーズナブルに入手できるのもいいですね。
ここではカプラの中古の特徴を解説しながら、中古のおすすめ度合いを検討していきます。
カプラの中古の特徴:中古でも歪まない
今我が家にあるのは、中古の商品で使用感が結構ある状態でした。
僕が購入後、6、7年程経過しており、販売されてから相当程度年数は経っています。
それでも遊んでいるときに歪んでいると感じることはないので、歪まないというのは本当だなと感じています。
なので、元々購入したタイミングがわかるといいのですが、わからなくても、昔の品質が維持されているのであれば、10年くらいでは問題なく遊べます。
中古購入時に最も留意すべきこと
ただ一つだけ中古購入時の留意点があります。
それは上の写真の「カプラのまほう」というカプラの作り方の冊子が入っているかどうかです。
「カプラのまほう」が大切な理由
カプラの作り方の冊子が大切な理由は、上の汽車の作り方などがとても分かりやすく書かれているからです。
実際にどんな感じかと言うと、少しぼやかしていますが、下の写真のように汽車の作り方の手順を詳しく解説してくれています。
この解説を見ながら、小学生4年生の頃に息子が汽車を完成させていたので、子どもも分かるような内容なのが良いですね!
「カプラのまほう」は国内正規品にのみ付属
このカプラのまほうは日本正規品にのみ付属しています。
なので、並行輸入品には付属していません。。
実際に付属している商品はカプラ公式サイトの「カプラのまほう」解説ページ頁に紹介されているので、気になる方はご覧ください。
カプラで遊びながら成功体験を積んで自信を持たせたい!
息子が赤ちゃんの頃から子育てに迷い、悩み続けていたので、今までたくさんの子育て本を読んできました。
その中で、多くの本の中に書かれていたことが子育てでは自信を持たせることが重要という点です。
その点、カプラは成功体験を積んで自信を持たせるのに最適なおもちゃの一つと言えるでしょう。
成功体験を積んで自信を持たせることについては、以下の記事でも詳しくまとめているので、気になる方はご覧ください。
カプラの少し残念な点
今までカプラの良いところばかり説明してきましたが、冒頭で触れたように、カプラにはもっとこうなればいいのになと感じる残念な面も少しあります。
それは作り方の案内が少なかったり、買おうと思ってもとても高い点です。
ウィキペディアによると、これも考案者の意向のようですね…
カプラの作り方ブックは価格が高い
カプラの作り方ブックは販売されているのですが、以下のように価格が結構高いです。
なので、我が家でも迷ったのですが、結局買いませんでした…
メルカリで中古もあまり出回っていないんですよね…
ちなみに、カプラアートブックは色別に合計4種類あります。
他のおもちゃとの比較【ラキューでは作り方ブックか豊富】
例えば、ラキューという子供用のおもちゃがあるのですが、ラキューでは商品セットにとてもボリュームのある作り方の解説書が入っています。
また、ラキュー公式サイトでは、とても多くの作品の詳しい作り方も詳細されていて、無料でダウンロードできるんですよね。
なので、様々な作品の作り方が容易に入手出来るようになると、ラキューのように人気が激増するような気もするので、少しだけ残念な気がします!
ちなみに、ラキューのことが気になる方は以下の記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。
積み木などの他のおもちゃについて
僕自身が積み木や子供用のおもちゃが好き過ぎて、僕はおもちゃのことをライフワークのように日々調べています。
当ブロブでは常にチェックしているAmazonのランキング情報も盛り込みながら様々なおもちゃを解説しているので、気になる方はご覧ください。