皆さんは「ねことねずみの大レース」というボードゲームを知っていますか?
ねことねずみの大レースは、ドイツ年間ゲーム大賞(キッズ部門)を2003年に受賞した高い評価を受けている子供向けのボードゲームです。
この記事ではそんな「ねことねずみの大レース」の特徴やおすすめポイントを解説していきます。
ねことねずみの大レースの基本情報
まずはねことねずみの大レースの基本情報から見ていきます。
ゲームの概要を説明
まずはねことねずみの大レースがどんなボードゲームなのか、簡単に概要を説明します。(詳細の少し後で解説します)
- 自分の駒である「ねずみ」を動かして、追いかけてくる「ねこ」から逃げる。
- 自分で動かせる駒が4つあり、一番の多くのチーズを集めた人の勝利(ポイントで勝敗)
プレイ人数
プレイ人数は2人~4人です。
1回のプレイ時間
プレイ時間は20~30分となっています。
実際に4人プレイをすると30分かからないくらいで終わるので、ちょうどいいですね。
価格
僕が購入した2018年は3,500円程で購入したのですが、2023年6月時点ではAmazonで4,300円程で販売されています。
対象年齢
対象年齢は4歳以上です。
ねことねずみの大レースはルールが分かりやすいので、4歳からでも遊べるんですよね。
実際、我が家では息子が4歳過ぎから遊び始めました。
3歳~4歳から遊べるボードゲームは貴重なのです。とても面白いのでとても楽しめました!
ねことねずみの大レースの説明と特徴
続いて、ねことねずみの大レースがどのようなゲームなのかより詳しく解説していきます。
- 自分の駒である「ねずみ」を動かして、追いかけてくる「ねこ」から逃げる。
- 自分で動かせる駒が4つあり、一番の多くのチーズを集めた人の勝利(ポイントで勝敗)
ここでは4人プレイの場合で話を進めていきます。
基本的にはさいころを振って駒を動かしていくすごろくゲームですが、普通のすごろくと違う点がいくつかあります。
ゲームの実際の進め方
この自分の駒の4匹のねずみの内、どれを動かすのかは自由に決められます。
このねこから逃げて、駒である4匹のねずみを動かしてゴールを目指していきます。
追いつかれたねずみは食べられてしまい、自分の駒を一つ失います。
サイコロは「6」の面が「1」になっている特殊なサイコロで、「1」の面が出る確率は三分の一。
※ねずみのスタート地点とは違う場所に「ねこ」のスタート地点があります。
まず前提として、前に進めば進むほど得られるチーズは多くゲットできます。
ただ、欲張って全員が前に進んでいくと、あとあと猫に追いつかれて食べられてしまいます。。
なので、前に進むか、隠れ場所に逃げ込むのか、その判断が迷いどころで、ワクワクドキドキして楽しいんですよね!
隠れ場所に逃げ込んで、少数精鋭で前に進んで高得点を狙うもよし、バランスよく皆で進めるのもよし、そこが楽しいですね。
ゲームの進め方のコツ
サイコロの目にもよりますが、基本、自分が動かす4匹のねずみをすべて前に進めることは難しいです。
なので、途中にある隠れ場所に何匹かのねずみを逃がしてあげると高得点が狙える確率が高まります!
ねことねずみの大レースのおすすめポイント
ここからは、ねことねずみの大レースのおすすめポイントを3つ説明していきます。
- ルールが分かりやすい
- 点数計算で勝敗が付く
- 長く遊べる(対象年齢が4歳以上の為)
おすすめポイント①:ルールがとても分かりやすい
ねことねずみの大レースはルールがとても分かりやすいです。
なので、おじいちゃんおばあちゃん等の親戚とも遊びやすいのが良いですね!
おじいちゃんの家に遊びに行くときに、ねことねずみの大レースを持っていって、親戚のお姉さんと遊んだりもしました。
ルールも簡単で分かりやすいので、みんなで盛り上がりました!
おじいちゃんおばあちゃんと遊ぶと息子は勝って、ホクホク顔
おじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊ぶ際、息子は何度も遊んでいてゲームのコツがわかっているので、いい感じでねずみを前に進めていきます。
一方で、初めて遊ぶおじいちゃんおばあちゃんはルールは把握していても探り探りで進めていきます。
結果、息子が勝つわけですが、満足気にホクホク顔で喜んでいました!
おすすめポイント②:長く遊べる
おすすめポイントの2つ目は長く遊べることです。
息子の場合、ねことねずみの大レースを4歳過ぎから8歳頃まで遊んでいました。
7~8歳頃でもたまに取り出して「これで遊ぼ~」と言ってくるんですよね。
なので、4年間くらいの間に合計で40~50回程遊んでいます。
おすすめポイント③:点数計算で勝敗が付く
続いてねことねずみの大レースのおすすめポイントの2点目です。
まず話の大前提で、息子はすごろくなどで負けてしまうと結構な確率で泣いてしまいます。。
特に20~30分以上時間をかけて気持ちが入れば入るほど、負けた場合はほぼ毎回悔しくて泣いてしまいます。
ただ、ねことねずみの大レースは普通のすごろくと違って、全員がゴールした後に点数計算をして順位を決めます。
その点数計算をする過程で気持ちが少し落ち着く為か、息子が泣かないことが多くて良かったですね!
ねことねずみの大レースで遊ぶ際に我が家で工夫した点
続いて実際に我が家でねことねずみの大レースで遊ぶ際に工夫した点を解説していきます。
ねことねずみの大レースで面白くない展開とは?
我が家で工夫した点の話を進める前に、ねことねずみの大レースで遊んでて一番面白くない展開を解説します。
我が家で一度実際に体験したのですが、サイコロの「1」の目が全然出なくて、ねずみを追いかける「ねこ」があまり動かないことがありました。
この場合、「食べられちゃうからどうしよ~」といったスリルも全くない普通のすごろくになってしまうんですよね。
この展開が、正直面白さに欠けます。。
ねこの駒を前からスタートすることでハラハラ・ドキドキ感アップ!
なので、本来の「ねこ」のスタートラインより2~3コマ分前に出してスタートするようにしています。
そうすることで、サイコロの「1」の目が出にくい時も最低限はドキドキの展開になり、「1」の目がたくさん出た際はパニック状態になります!
ねことねずみの大レースを実際に遊んだ息子の反応・遊んだ回数
実際の息子の反応
息子はとても楽しんでいて、特に4歳~5歳位では頻繁にねことねずみの大レースで遊びたいと訴えていました。
遊んでいる最中は、ゲームの終盤で、ねこから逃げるときにサイコロの「1」が出てどんどんねずみが「ねこ」に食べられるときは、「ギャー」と言って、興奮しながら楽しんでいました。
遊んだ回数
遊んだ回数は合計40回~50回以上です。(約4年間の合計です)
4歳辺りから遊び始めて8歳位でも度々遊んでいたので、遊んだ回数はかなり多いですね。
他にも、1回のプレイ時間があまり長くないので、ちょっとしたときに遊びやすい点も良いですね!
ねことねずみの大レースのマイナスポイント
ねことねずみの大レースの気になる点は、盤面が少し破れやすい点です。
我が家のものは以下の写真のように真ん中の折りたたむ部分が破れてしまっています。
息子が片づけるときにビリっと破れてしまいました。。
なので、我が家ではセロテープで補修をして遊んでいます^^
盤面の紙質はまあまあ丈夫なので、準備と片づける際に大人が片づけたりして特に気を付ければ、破れることはないでしょう。
【ねことねずみの大レース】Amazonボードゲーム部門の順位の変遷
僕はボードゲームが大好き過ぎて、アマゾンのボードゲーム部門の順位を毎月のようにチェックしています。
そこでAmazonのボードゲーム部門で、ねことねずみの大レースの売上順位の推移を見ながら、人気度合いを確かめていきます。
2019年のコロナ禍に入る前までは、安定して30位から40位をキープしていました。
その後、Amazonのボードゲーム部門の再編もあり、2023年6月時点では124位となっています。
2023年9月に、ついにAmazonのボードゲーム部門の83位に入り、100位内返り咲きしました!
ドイツボードゲーム大賞について
この記事の最後にドイツ年間ゲーム大賞(キッズ部門)の解説をしていきます。
実はドイツはボードゲーム大国と言われていて、ゲーム賞が毎年開催されています。
まずはボードゲーム大国ドイツでは1979年からドイツ年間ゲーム大賞を発表しています。
そのゲーム大賞のキッズ部門が2001年から発表されています。
ねことねずみの大レースは、審査が開始されてすぐの2003年に大賞を受賞さているので、満を持して感が半端ないですね!