赤ちゃんと一緒に絵本を読み始めるのって、生後どのくらいからがいいのでしょうか?
僕は20歳頃から生まれてくる子どもに絵本を読ませたいと夢みていたので、首が座った生後5か月辺りから一緒に絵本を読み始めて、その後もたくさん読んでいきました!
この記事では息子が赤ちゃんの頃に読んできた絵本の中で、息子が楽しそうにしていた絵本を紹介していきます。
【我が家の取り組み実例紹介】生後半年から絵本の一緒読み
語り掛けしやすい絵本中心に一緒に読んでいく
僕は赤ちゃんと一緒に絵本を読む際に、絵本のことをコミュニケーションのきっかけとなるコミュニケーションツールと考えています。
絵本を通じて、絵本の様子を語り掛けることで、赤ちゃんとコミュニケーションを取っていると感じています。
生後半年くらいだとまだまだ反応はありませんが、生後1歳頃になると、読み終わって床に置いた絵本を持って渡してくるようになります。
これは「もう1回読んで」というメッセージなので、徐々にコミュニケーションを図れるように成長していくんですよね。
生後6ヶ月から1歳半の1年間で約2,000回絵本を読んだ感想
息子が赤ちゃんの頃に絵本を読んだ回数を数えてみたところ、1年間で2,000回程読んだ計算になります。
感じたことは、息子が生まれた当時は、0歳時にも読ませやすいような絵本はそんなに多くなかったということです。
2024年現在ですと、新しい絵本も増えて、赤ちゃんにも読ませたい本がいろいろありますね。
僕が今1番気になっている本は「スライムぴぴぴ」です!
絵本を一緒に読めるのは休日で、休みは1年間で120日位として、休みの日は平均すると約20~25回くらい絵本を読んだとして計算しています。
同じ絵本を何度も読む
たくさんの絵本を読ませようとする場合、必然的に同じ絵本を繰り返し読むことになります。
ただ良質の絵本を何度も何度も読ませることは、様々な育児関連の本などでも推奨されているのでこれはいいことですよね。
また絵本を読むことには、今話題の非認知能力を上げる効果が期待できるようで、いいことずくめです!
まずは図書館で借りてみるのもおすすめ!
僕は大部分を図書館で借りてきたので、まずは図書館で借りてみるのもいいでしょう。
幼児用の絵本は図書館に結構置かれていて、有名な「じゃあじゃあびりびり」などは、数十冊くらいありました!
また同じ本を何度も読んだので同じ絵本を2、3回借りて、その後に気に入ったものを購入したりもしていきました。
また、絵本を読むペースやどんな感じで読んだのかは他の記事でもまとめています。
お勧めの絵本【生後半年頃~】
ここからは生後6か月辺りから一緒に読んで、何となく息子が楽しそうにしていた絵本や私の好きな絵本を振り返っていきます。
生後半年くらいから赤ちゃんは原色を認識できるようなので、色使いがはっきりしている絵本の方が反応がよかったです。
また、1歳半以降で何度も読みたいと訴えて楽しんでいた絵本については、次の記事で紹介しています。
ぶんぶんきいろ
「いっしょにあそぼ0〜2歳児向け 絵本」シリーズの絵本が、生後半年~1年半の時期にはとても良かったです。
このシリーズは色をテーマにした絵本で、合計4冊あるので紹介していきます。
まず「ぶんぶんきいろ」は黄色と黒色をテーマにした絵本で、コントラストがあり見やすい絵本です。
(色の三原色の黄色ですね。)
赤ちゃんは3原色を6カ月くらいから認識できるようで、この「ぶんぶんきいろ」は反応が良かったです!
また「お花が咲いているね」など、語りかけがしやすかったので、その点も良かったですね。
1回だけ楽しさのあまりか、読んでいる最中に後ろにコロンと転がってしまったこともあったのには驚きました。
みかんオレンジ
続いて紹介する「みかんオレンジ」も僕の好きな絵本です。
みかんちゃんが大きくなったり、形が変わったりして、飽きさせない内容がいいですね。
また「みかんちゃんが大きくなったね~」や、「みかんちゃんがジュースになったよ」など語り掛けしやすい内容だった点もよかったです!
あかあかくろくろ
「いっしょにあそぼ0〜2歳児向け 絵本」シリーズの3冊目は「あかあかくろくろ」です。
「あかあかくろくろ」は色の三原色の赤色をテーマにした絵本です。
2015年辺りではアマゾンの絵本部門で100位以内に入ることはあまりなかったのですが、2019年以降では100位以内の常連になっています!
ただ、2024年1月時点ではAmazon絵本部門で293位になっています。
色合い的には赤と黒ではっきりしているので、赤ちゃんとしては見やすいのでしょう。
けろけろみどり
「いっしょにあそぼ0〜2歳児向け 絵本」シリーズの4冊目は「けろけろみどり」です。
「けろけろみどり」は、かえるさんを中心に緑色をテーマにした絵本です。
この絵本も他と同様にバランスよく楽しめる絵本で、何度か図書館で借りて楽しく読みました!
いっしょにあそぼ0〜2歳児向け 絵本
今までで紹介してきた「いっしょにあそぼ0〜2歳児向け 絵本」シリーズでは、様々なページでものの数をカウントするようにしていました。
例えばみかんオレンジでは、みかんちゃんのかわいいキャラクターが何人かいるページで、「みかんちゃんがいち、に、さん」、と指をさしながら、ゆっくりとかずを数えるようにしていました。
ぶんぶんきいろでは、蜂が10匹いるページで、「はちさんがいち、に、さん、、、~じゅう」まで数えたりもしました。
ただ、このかずのカウントは効果があったかどうかは不明です…
じゃあじゃあびりびり
「じゃあじゃあびりびり」は赤ちゃん用の絵本で大人気ですね!
アマゾンの「絵本部門」でも常に上位で、2024年1月では18位にランクインしています。
我が家での実際の絵本の一緒読み方法
我が家では、「じゃあじゃやびりびり」を読んだ際、10回以上絵本を読んだ後で、蛇口から水が出ているところを見せて、
「 ここから水が出てるね。 じゃあじゃあって音がするね。」など話し掛けたりしていました!
掃除機のページを見ながら語り掛けてみたり、実際に紙を破っているところを見せて、「びりびりって音がするね」って話しかけたりもしてみました。
「じゃあじゃあびりびり」は図書館に数十冊もあったので、まずは図書館で借りてみるのもおすすめです。
しましまぐるぐる
しましまぐるぐるは2024年1月時点でも11位に入っているので、根強い人気が伺えます!
我が家には上の写真のおばあちゃんから貰ったしましまぐるぐるの布地の絵本があります。
「しましまぐるぐる」は生後4か月辺りでまだ起きられない頃にお試し見せたところ、寝ながらしっかりと目で追ってきていました。
表紙のぐるぐる模様を見せながら動かすと、目線をしっかりと合わせて動かしてくるんですよね。
この表紙のぐるぐる模様にはあかちゃんを引き付ける秘密があるみたいです!
さすがAmazon絵本部門の10位以内に何度もランクインする絵本のパワーは違いますね!
その後お座りができるようになったら、図書館から借りて一緒に絵本の方も読んでいきました。
絵本を一緒に見ながら、「おさかなが泳いでいるよ~」や「ぐるぐるしているね」など楽しく話し掛けることができて良かったです。
がたんごとん、がたんごとん
「がたんごとん、がたんごとん」も同様にAmazonの「絵本部門」で今も昔もとても人気のある絵本です。
内容がわかりやすくて、電車に乗っていく食べ物や動物がどんどん増えていく様子が子供には楽しいのでしょう。
またストーリー性があったり、 語りかけ育児という観点からも「見て、スプーンが電車に乗ったね」など語り掛けもしやすい内容なので、その点も良かったです!
2024年1月時点ではAmazon絵本部門で118位でしたが、語り掛けしやすいので、おすすめの一冊です。
くっついた
「くっついた」も 2022年頃まではAmazonで絵本部門で常に100位以内に入っていて、また昔からある本なので知名度も高く人気があります。
本屋さんにも平置きされていることもあり、見たことがある方もいるのではないでしょうか。
描かれている絵も非常に大きくて分かりやすく、可愛らしい絵で子供が好きなのも納得の一冊です!
最終ページの赤ちゃんとパパ・ママのほっぺたがくっついたぺージを読んだ後、僕のほっぺたを息子のほっぺたにくっつけて、「くっついた〜」というのは我が家の定番となり、息子も喜んでいました。
その点、スキンシップもはかれるおすすめの1冊です!
350シリーズ のりものしゃしんえほん
「350シリーズ のりものしゃしんえほん」の良いところは、価格が税抜き350円とリーズナブルなのにも関わらず、ページ数が結構あってコストパフォーマンス高い点です!
「350シリーズ のりものしゃしんえほん」は本の種類がたくさんあるので、子供の興味に合わせて探してみるといいでしょう。
我が家では「新幹線シリーズ」、「通勤電車シリーズ」と、「とうきょうのでんしゃ」の3冊購入しました。
「パパは毎日この電車に乗っているんだ」とか、「この前この電車に乗ったよね」や、「ディズニーランドにこの電車に乗っていこうね」など、絵本を一緒に見ながらたくさん語り掛けをすることが出来て良かったです。
本のサイズとしては小さめで軽く持ち運びやすいので、お出掛け時にぐずったとき用の絵本として、お出掛け時に持っていくのもおすすめです!
だるまさんが
「だるまさんが」は、「だるまさんの」と「だるまさんと」と合わせて、だるまさんシリーズ三部作の内の一つです。
1番楽しく、息子も何度も読みたがっていたのが「だるまさんが」でした!
だるまさんのことを知らなくても、息子は楽しく読んでいましたね。
人気・知名度も高く、Amazonでは絵本部門で42位にランクインされています。(2024年1月時点)
おさかなちゃんシリーズ
「おさかなちゃん」シリーズは何種類かあり、どんどんシリーズが増えています。
- 「ちっちゃな おさかなちゃん」
- 「おさかなちゃんの ばいば~い」
- 「おさかなちゃんの おいで おいで」
- 「おさかなちゃんの ぴんぽ~ん」
2022年時点では上記4冊の他に、さらに4種類新しい絵本が追加されていますね!
シリーズ全てに共通する良いところは、同じパターンが何度も続くので赤ちゃんにも分かりやすい点です。
例えば「おさかなちゃんのばいば〜い」では、お友達にバイバイを言って家に帰っていくページを何度も繰り返す内容になっていて、わかりやすく、そして明るく楽しい雰囲気なのがいいですね。
息子が初めて「バイバイ」と口にしたのもこの絵本を読んでいる最中でした!
(息子はなかなか「バイバイ」を口にしなかったので、「バイバイ」と言ったときには感激しました!)
また、「おさかなちゃんのピンポ〜ン」の絵本を読んでいる際、インターホンの方を指差して、「あれのことでしょ!」と言うかのように「んー、んー」と訴えていたので、内容を理解しているのだなぁと実感が持てた一冊です。
赤ちゃん版 ノンタンシリーズ
普通のノンタンは少しだけ性格が良くないときもあったりするのですが、「赤ちゃん版 ノンタンシリーズ」では性格がとても良い素直な子供です 。
その為、安心して一緒に読むことができます。
2024年時点で読んでみたい新しい絵本
このブログではすべて僕自身の実体験に基づいて記事を書いているので、今まで紹介してきた本は実際に僕が赤ちゃんと一緒に読んだ絵本です。
ただ、息子が赤ちゃん用の絵本を読まなくなって以降に新たに発売された絵本で読んでみたい絵本も2冊紹介してみます。
おすすめの赤ちゃん用の絵本①:スライムぴぴぴ
スライムぴぴぴは、激戦のAmazon絵本部門で35位にランクインしている人気の割と新しい絵本です。
元々ドラゴンクエストのキャラクターのスライムですが、絵本の中では色も形も変わり、赤ちゃんも楽しめるようですね!
おすすめの赤ちゃん用の絵本②:もいもい
もいもいは、同じくAmazon絵本部門で39位に入っている人気の新しい絵本です。
もいもいにはサイズ違いが大きく2種類あります。
以下で紹介しているのは、サイズが「12cm×12cm」で厚さが1cmのタイプのお出掛け時に持ち運びやすい小さめのものです。
他にも、以下で紹介しているサイズが「18cm×18cm」の厚さが0.8cmの通常サイズ版もあります。
鉄道関連の本や写真集
あるとき、図書館に行って借りる絵本が見当たらなくて、偶然目に入った鉄道の写真集を借りてきたところ、息子がとても楽しそうに熱心に読んでいました。
それをきっかけに、鉄道の写真が写っている本を度々借りるようになりました!
その流れで「350シリーズ のりものしゃしんえほん」を実際に数冊購入したんですよね。
写真集としては、写真が大きい方が楽しんでいたので、図書館で借りてくるのもおすすめです。
息子の場合は、電車の写真だけではなく、背景も一緒に写っている写真の方が好きでした!
背景に写っている小さい踏み切りを見つけ、踏切を指さして「んーんー!」(カンカンがあるよ)とよく言っていたので、そのような楽しみ方もあるんですね。
生後半年から絵本を読み始めて、困ったこと
最後になりますが、生後半年頃から絵本を読み始めて困ったことにも触れていきます。
それは絵本の背表紙をかじって食べてしまうことです!
下の写真にもあるように、かじり心地が息子の好みの絵本の場合、かじって食べてしまい背表紙の絵柄がありません。。
かじっていることに気がついたときは「食べたらダメだよ~」と言って、手から離したり、口の中の背表紙を手で取ったりもしましたが、大部分は食べてしまいました…
(結局のところは出てくるので問題ないんでしょうね。)
ただ、よくよく思い返してみると、図書館から借りてきた絵本は口の中に入れたり、かじったりはしていなかったので、赤ちゃんなりに何か感じていたのかもしれませんね!
絵本全般について
僕が絵本が好きの為、当ブログでは絵本に関する記事を多数書いています。
そんな絵本に関する記事全般は以下でまとめているので、気になる方はご覧ください。。