胎教の一環で、お腹の中にいた我が子にドラクエⅢの音楽を何度もヘッドホンの大音量で聴かせていたらっこパパです。
ドラクエの音楽を初めて聴いたとき、特に懐かしい感じはしないと言っていました!
この記事では、そんなドラクエが大好な筆者が、当時5歳半の息子と一緒に冒険した実体験を振り返りながら、何歳頃からドラクエⅢが楽しめるのかを考察していきます。
この記事の主な内容の解説
記事が少し長くなってしまったので、当記事の全体的な内容をまずは解説していきます。
- ドラクエⅢは何歳頃から始めるのがベストか?
→結論:5歳児では早かった - ファミコン版やスーパーファミコン版などあるが、どのドラクエⅢが小学生低学年にとって遊びやすいか
- 息子が5歳半頃からドラクエⅢを遊び始めた実体験レポート
→ドラクエのどんなとこが5歳児には難しいのか解説
当記事を読む際の留意点
また、当記事を読む際、以下の留意点も事前にご確認ください。
この記事はドラクエⅢで遊んだことがある方を想定した内容のとなっています。
その為、一部のクリア情報のネタバレも含みます。
ドラゴンクエストⅢの概要説明
ドラクエⅢ世代の方からするとご存知とは思いますが、ドラゴンクエストⅢの解説を簡単にしていきます。
当時はドラクエⅢが大変な人気で、学校を休んでドラクエを買いに行く子どもも結構いたりして、社会問題化したくらいなんですよね。
僕自身もなかなか手に入らず、発売から半年以上経ってからようやく購入することが出来ました。
ドラクエⅢは謎解きが難しい
ドラゴンクエストⅢは、謎解き面が結構難しいと言われています。
確かあとから振り返ってみると、ヒントなしでクリアをしようとする場合、結構難しいと感じる面が結構あります。
それが魅力の一つでもあるんですよね!
ドラクエⅢは自由度が非常に高い
ドラクエⅢでは、船を入手してから、様々なところに自由に行けるようになります。
なので、攻略する順番も自由に進められます。
時折、上陸した場所の敵が強すぎたりして、いきなら全滅しそうになったりすることもあったりします…
ただ、それも魅力の一つですね!
実際は敵の強さが少しずつ違うので、理想的な攻略の順番はありそうですが、実際遊ぶ際は自由に進められます。
ドラクエⅢマニアである筆者の紹介
続いて、記事の信頼性担保の観点から、筆者がドラクエⅢを合計5回クリアしている程のマニアであり、ドラクエⅢのことに詳しい点に触れていきます。
小学生の頃に2回、大学生の頃に3回クリア、また最近息子と一緒にバラモスまでクリアしています。
そんなこともあり、僕は大学生の頃から、生まれてくる子どもとドラクエⅢで遊んでみたいとずっと思っていました。
結果、先走り気味に5歳過ぎから息子にドラクエⅢで遊ばせてみちゃいました!
ドラクエⅢは何歳頃から遊ぶのが望ましいか検討
まず、実際に5歳半頃からドラクエⅢをプレイし始めた実体験に基づいた結論から言うと、5歳児では早かったです…
5、6歳時には早かったと言える理由は、様々な面が難しいからで、具体的に難しかったポイントは記事の後半で解説していきます。
7、8歳位から一緒にプレイして楽しむことは可能
子どもも早く一緒に冒険したいと思った場合、7、8歳位からなら楽しくプレイ可能です。
ただ読めない漢字も出てくるので、適宜サポートが必要です。
実際に僕の弟も8歳位で遊んでクリアしていましたね。
完全に1人で遊ぶなら10歳以上を目安に
完全に子どもに任せて1人で遊ぶ場合は、10歳以上だと、ある程度クリアまでは進められると思います。
ただ、10歳以上でも難しくて行き詰まると思うので、ヒントは必要になってきそうですね。
僕が遊んだ際は、他の人のプレイを事前に見ていたので、遊ぶ前から謎解きが分かっていたんですよね…
続いて、ドラクエⅢには主に3つのバージョンがあって、その3つについて簡単に解説していきます。
ドラクエⅢの主な3バージョンの解説
まずはドラクエⅢには現在遊べるものとして主に3バージョンある為、その解説を先にしていきます。
- ファミコン版
- スーパーファミコン版
- スマホ版
ちなみに、ゲームボーイ版もありますが、スーパーファミコン版と似ている上に、現実的に遊ぶのが困難なのでここでは割愛します。
この中でもスーパーファミコン版とスマホ版のドラクエⅢが小学生にとっては遊びやすいです。
まずは以下の表形式で上記3つのバージョンについて簡単に見ていきましょう。
ファミコン版 | スーパーファミコン版 | スマホ版 | |
---|---|---|---|
遊べる機種 | ファミコン Wii | スーパーファミコン Wii | Switch 3DS PS4 |
戦闘方法 | マニュアル | マニュアル | AI戦闘も可能 |
表示される文字 | 平仮名のみ | 漢字も有 | 漢字も有 |
その他の特徴 | 持てるアイテムが最大8個 | すごろく場でアイテムゲット可能 | AI戦闘でテンポが早い |
7歳が遊ぶ際のおすすめ度 | 低い | 高い | 高い |
続いて、ドラクエⅢの3つのバージョンの詳しく解説と共に、どのバージョンが7、8歳位には遊びやすいかを考察していきます。
【1】ファミコン版のドラクエⅢの特徴
ファミコン版のドラクエⅢを一言で説明すると、難しくやりがいもあって面白い反面、7、8歳位で遊ぶにはやや向いていません。
以下でファミコン版のドラクエⅢの特徴をまとめていきます。
- 味方キャラの強さ:あまり強くない
- 敵の強さ:手ごわい
- 戦闘方法:すべてマニュアル操作
- 表示される文字:ひらがなのみ。字が小さく、少し読みにくい
他の特徴として、ファミコン版では1人のキャラが持てる道具が最大8個までで、余った道具を入れておける「ふくろ」もないので、結構不便です。
持てない道具は、最初のお城のアリアハンにある「道具預り所」に預けて、必要なときに引き取ってゲームを進めていきます。
また味方キャラが「あまり強くない」関しては、「魔法使い」の最大HPがあまり上がらないことが多く、苦労する場面が結構あります。
ファミコン版のドラクエⅢの遊び方
ファミコン版のドラクエⅢは、ファミコンで遊ぶ以外ではWiiのソフトで遊ぶことが可能です。
結論:ファミコン版は7、8歳位で遊ぶには不向き
以上を考慮すると、ファミコン版のドラクエⅢは7、8歳位には不向きと言えます。
戦闘が少し難しくて、色々考える要素が多い点が面白いので、僕個人としてはおすすめなのですが、10歳以上になると楽しめると思います。
ただ、大人が歯ごたえのあるゲームで遊びたいと思った際は、とても面白いゲームです!
【2】スーパーファミコン版のドラクエⅢの特徴
スーパーファミコン版のドラクエⅢを簡単にまとめると、敵が少し弱くなり、見方キャラが少し強くなりやすく、強い武器も新たに追加されて、少し難易度が下がっています。
- 味方キャラの強さ:強く
- 敵の強さ:普通
- 戦闘方法:すべてマニュアル操作
- 表示される文字:ひらがなと漢字で文字も大きく、読みやすい
スーパーファミコン版ドラクエⅢのファミコン版からの変更点
続いて、スーパーファミコン版ドラクエⅢの変更点を解説していきます。
- すごろく場が追加
- 「性格」の新要素が追加
- 新職業:「盗賊」が追加
- 「道具預り所」がなくなり、「袋」に道具をいくつでも入れて持ち歩くことが可能
- 新しいアイテムが登場(グループや敵全体に攻撃できる武器など)
- 小さなメダル集めが追加
続いて、スーパーファミコン版はお金も比較的たまりやすく、その点でも攻略がしややすくなっています。
すごろく場の解説
「すごろく場」はゲーム内に5か所隠されていて、そこですごろくで遊ぶこともできます。
すごろく場でしか、入手できないレアアイテムもいくつかあります。
すごろく場でゴールできると強いアイテムがゲットできるので、ゲームの進行がより一層スムーズになりますね。
僕がすごろく場で遊んだ際、Wiiの途中セーブ機能を活用して、いいサイコロの目が出るまで、夜な夜な何度もやり直していました!
新要素の「性格」の影響がとても大きい
スーパーファミコン版以降では、「性格」という新要素も加わっています。
性格としては、下の写真のように45種類あります。
ただ実際はゲームを有利に進められる性格が5、6個あって、その性格になるとより一層スムーズに進められちゃいます。
(一部の性格が上位互換、下位互換のような関係になっています。)
なので、事前に攻略サイトをチラ見しておくのも良さそうですね。
例えば、実際に息子と一緒にプレイした際、体力や最大HPが上がりやすい「性格」になった魔法使いの最大HPが、僧侶の最大HPを超えたこともありました。
魔法使いは本来最大HPが低いんですよね。
途中でセーブが可能(Wiiで遊ぶ場合)
スーパーファミコン版ドラクエですが、Wiiのソフトで遊ぶと、いつでもセーブが可能です。
本来、教会などでセーブをしないといけないので、いつでもセーブ可能なのはとても便利です。
我が家では、子どもがゲームする際に遊ぶ時間を守ったり、ゲームするのを我慢する気持ちを養うことを重視しているので、この機能はとてもよかったですね。
ボス戦の直前でもセーブ可能
このいつでもセーブ機能はスーパーファミコン版以降では利用できるのですが、カンダタなどのボス戦の直前でもセーブができちゃいます。
なので、ちょっと緊張感に欠ける面は否めません。。
実際に息子とプレイしたとき、バラモス戦の直前でセーブして、負ける度にやり直して10回くらいチャレンジしていました!
スーパーファミコン版のドラクエⅢで遊ぶ方法
2024年現在、任天堂Switchではスーパーファミコン版のドラクエⅢを遊ぶことが出来ません。
現実的にスーパーファミコン版のドラクエⅢを遊べるゲーム機は、Wiiになります。
※スーパーファミコンで遊ぶというのは、現実的ではないので、一旦割愛しています。
結論:スーパーファミコン版のドラクエⅢは7、8歳位にとって遊びやすい
今まで説明したように、全体的に難易度が下がり遊びやすくなっているので、スーパーファミコン版のドラクエⅢは7、8歳位が遊ぶのにおすすめです。
唯一の問題点はWiiがお手元にあるかどうかですね…
【3】スマホ版のドラクエⅢの特徴
続いてドラクエⅢの3つ目のバージョンとして、スマホ版を解説していきます。
現状、このスマホ版が一番遊びやすいです。
スマホ版のドラクエⅢの特徴
スマホ版ドラクエⅢの特徴を簡単に表すと、スーパーファミコン版のドラクエⅢの難易度は基本的には引き継ぎながら、一部変更を加えています。
なので、小学生が遊ぶのにも適していますね。
ちなみに、2017年に3DSやPS4でもリメイクされているドラクエⅢもこのスマホ版がベースになっています。
スマホ版ドラクエⅢのスーパーファミコン版からの変更点
- AIによる戦闘が導入されて、各キャラクター別に作戦コマンドで選べる
- 結果、戦闘のテンポが向上
- すごろく場が削除
なので、すごろく場で遊べるのはスーパーファミコン版のみということになります。
性格のシステムは残っています。
Web上の人気サイトの口コミなどを見ていると上記の変更点がいまいちという声をちらほら目にします。
詳しい内容が気になる方は、僕自身も頻繁に参考にしている「ゲームカタログ@wiki」というサイトをご覧ください。
途中でセーブが可能
Wiiで遊ぶ際のスーパーファミコン版同様に、スマホ版のドラクエ3もいつでもセーブ可能です。
スマホ版のドラクエⅢで遊ぶ方法
スマホ版のドラクエはPS4や3DSだけではなく、任天堂Switchでも遊べます。
任天堂Switchを持っている場合、ダウンロード購入で遊べるので、スマホ版がお手軽に遊べますね。
遊びやすさも充分なので、基本的にはスマホ版がおすすめです。
ドラクエⅢのダウンロード購入ですが、いろいろ改良されているスマホ版ということもあってか、少し高めの1,650円で販売されています。
ただ定期的に値引きセールをしているので、少し待ってみるのもおすすめですね!
結論:スマホ版のドラクエⅢは7、8歳位にとって遊びやすい
スマホ版のドラクエⅢも遊びやすいので、7、8歳位が遊ぶのにおすすめです。
何といっても、任天堂Switchでリーズナブルに入手できるのがいいですね!
ただ、2024年11月、今までの状況が変わります…
完全リメイクのドラクエⅢが新たに任天堂Switchから発売されます!
完全リメイクのドラクエⅢが任天堂Switchで新発売!
今まで解説してきたドラクエですが、Switchでフルリメイク作品が2024年11月14日に発売されます。
発売1ヶ月以上前から、予約分としてAmazon売れ筋ランキングでずっと1位をキープしているのは流石ですね!
息子がドラクエⅢを5歳半頃~6歳にかけて遊んで難しかった点の解説【実体験レポ】
ではここから息子が5歳半頃から一緒にドラクエⅢをプレイして、息子がどの部分で難しいと感じていたのか、実体験レポートしていきます。
結論として、息子と5歳半頃からドラクエをプレイして、6歳頃では少し早かったと感じています。
難しかったポイント①:漢字が読めない
我が家ではスーパーファミコン版で遊んだのですが、セリフの中の漢字が読めません。
なので、僕が読めない漢字を読んであげるようにしていました。
そういつこともあってか、セリフを理解したり、大切なヒントになるセリフをスムーズ覚えることが難しかったです。
難しかったポイント②:ストーリーを理解できない
まず大前提として、ストーリーの説明をし過ぎないように心がけていました。
ただ、漢字が読めないので、セリフは読んであげるようにしていました。
なので、面白さも十分には伝わっていなかったですね…
例えばの話でネタバレになるので、読みたくない方は読み飛ばしていただきたいのですが、
ジパングでひみこに化けたヤマタノオロチを1回目倒した後、倒れているヒミコに気付いて、「あれ、怪我してるよ、大丈夫かな~」とヤマタノオロチが化けていたことに気付いていなかったりもしました。。
難しかったポイント③:謎解きが難しい
ドラクエでは、謎解きに関する会話が様々な町に散りばめられているので、それらをつなぎ合わせて、謎を解いていくのが難しいです。
例えば、「さいごのカギ」のヒントはある町で聞けるのですが、そのヒントを「さいごのカギ」と結びつけるのが難しかったですね…
「船乗りの骨」を入手して以降も、どこで何をすればいいのかのヒントが各所に散りばめられているので、適宜サポートをしていました。
ドラクエの音楽や攻略本について
僕はゲームをする際に攻略本を読みながらプレイするのが好きで、大学生の頃にドラクエⅢの攻略本を中古で購入し、それを読みながら遊んでいました。
購入時、値段は破格の100円でした!
ドラクエⅢの攻略本について
息子と一緒にドラクエで遊んでいた際、息子は攻略本をボロボロになるまで何度も読んでいました。
実際、上の写真のように本当にボロボロになりかけています。。
そんな息子はドラクエⅢの攻略本を「ドラクエの絵本」と呼んでいて、文字が小さくて読みにくかったですが、一生懸命読んでいましたね!
何レベルでどんな呪文が覚えれるのかや、自分が戦ったことのない敵が出ていたり、知らない武器が載っていたりた、ワクワクが止まらない様子でした!
ドラクエⅢの音楽について
ドラクエⅢの音楽は、東京オリンピックの入場曲でも使用された程、素晴らしい名曲です。
最近ではビールのCMで使われたりもしていますね。
2021年にドラクエⅢの音楽は紅白歌合戦でも演奏される
ドラクエⅢの音楽は、2021年の大晦日紅白歌合戦でNHK交響楽団によって演奏されていました。
実際に演奏されたのは2曲で、一番有名とも言えるドラクエⅢのオープニング曲が1曲めで、 クリア後のエンディング曲が2曲目でした。
胎教にも活用
僕はドラクエⅢの音楽が好きで、受験勉強のときなどに楽しい気持ちで勉強できるように、結構聴いていたんですよね。
そんなこともあり、胎教の一環でヘッドホンを嫁さんのお腹に当てて、音量大きめでお腹の中の我が子にドラクエⅢの音楽を聴かせていました!
ちなみに聴かせていた曲は、紅白歌合戦で演奏された曲と全く同じです!
ドラクエ以外のファミコンなどの昔のソフトの解説
当ブログでは僕自身、人生を踏み外すほどゲームのことが好き過ぎることもあり、ゲームに関する記事を複数綴っています。
これらゲーム記事の大きな特徴は、ファミコンなどのレトロゲームを息子と実際に一緒にプレイして、今の子どもが何歳位に楽しめるのか、実体験レポートをしている点です。
気になる方は以下の記事も合わせてご覧ください。